【サイトマップ】転職活動の進め方

転職雑記

さあ転職をしよう!…と意気込んだはいいものの何から始めたら良いか分からない。
現に私もそうでしたが、そんな私が今となっては転職を支援する立場で働いています。
そのため、転職支援を行ってもらった側と、行う側の両方の視点からあなたの転職活動をより有意義に進めていく方法を解説していきます。

本ページでは全体の流れとして「活動開始前の準備」から「入社を決めて活動を終了する」までの一連の流れをまとめています。
何から始めたらよいのか、準備として何が必要なのか、何を気をつけたほうが良いのか。
後悔の無い転職にするための情報を掲載しておりますので、是非参考にしてもらえると嬉しいです。

また、以下ではサイトマップとして必要な情報を選んで見ることができるので、是非見たい項目から目を通して見てください。

サイトマップ

転職活動の進め方

さて、転職活動をしていこうと考えた際に、まず行うのが求人サイトへの登録だと思います。
その中から自分に合った求人を探そうというわけですが、膨大な量の求人数を相手に上手く選ぶことができるのでしょうか?
厚生労働省が発表している令和元年の調査結果によると、常用雇用の求人数は約「878万人」であり、その中から次に働く1社を決めなくてはなりません。878万分の1です。
関係ないですがサメに襲われる確率は「800万分の1」らしいです。

また、これらの求人は様々な方法で募っており、求人サイトというのはメジャーですがそのうちの一つでしかないのです。
ではどのような募集方法や選択肢があるのかを見ていきましょう。

【豆知識】
■常用雇用とは
雇用契約において雇用期間の定めがない又は4カ月以上の雇用期間が定められているもの
※季節労働を除く

■常用雇用の求人数約「878万人」の内訳
・有料職業紹介事業:765万人
・無料職業紹介事業:112万人
※有料・無料に違いについてはこちら

有料・無料を含めた求人募集の方法

近年ではリファラルという縁故採用にも力を入れる企業が増えてきました。
また、媒体のみでやっていた企業もエージェント領域へ広げるなど、職業紹介事業内でも様々な変化が見られます。
印象的なのはソーシャルリクルーティングであり、一見目新しそうに見えますが意外にも2010年からSNSを活用した採用は行われているのです。
TwitterでITエンジニアが「転職しようかなー」なんてつぶやこうものなら、光の速さで人事や営業、キャリアコンサルタントから「面談しましょう!」とリプが飛んでくるでしょう。
ITエンジニアは求人倍率が異常なほどに高いので、まさに奪い合いの大エンジニア時代だと思います。

こういった様々な募集形態の中で一番馴染みのあるものがやはりWebの求人媒体ですね。
とりあえず「リクナビ・マイナビ・doda・Type・en転職など」に登録するというのが転職活動のスタートになっている方も多いのではないでしょうか。

【豆知識】
■求人募集形態について
・ハローワーク
無料職業紹介事業者の代表格

・ソーシャルリクルーティング
TwitterやFacebook、YouTubeといったSNSを活用して行う新しい採用手法のこと

・リファラル採用
所謂縁故採用という知人経由での採用手法

・求人広告
Webの求人サイトや紙媒体の求人広告

・人材紹介
エージェントなどの有料職業紹介事業者

・人材派遣・紹介予定派遣
派遣だけでなく、正社員としての雇用も目線に入れた紹介予定の派遣

・転職イベント・合同説明会
電車の中吊り広告でも目にする転職フェア

・自社サイト、採用サイト
企業HP内にある採用欄

求人媒体とエージェントの違い

求人媒体はあくまで求人を掲載するプラットフォームです。
企業が求人票を上げて、それを見た求職者が応募するといったものであり、この求人サイトを通して企業と求職者が採用に向けてのやり取りを行っていきます。

エージェントはアドバイザーがおり、カウンセリングとして求職者の話を聞いて、その上で求人を紹介してくれるものです。
最初からエージェントへ依頼するケースもあれば、求人サイト内のスカウト機能からコンタクトを取るケースもあります。そのため、スカウトは必ずしも企業からだけというわけではなく、エージェントからも面談させてくださいと連絡が来ることを覚えておいてください。

方向性の確認

どのサイトやエージェントを使うかも大事ですが、それを「どのように選択するか」という部分も大事になります。
なぜなら求人サイトやエージェントにも得手不得手があるからです。
どうせ応募するなら通過確度の高いところで応募したいですよね?
それであればまずは己を知り、進む方向性を最低でもイメージしておきましょう。

どの方面に進んで行くかという点においては、「自己分析」あるいは「第三者の意見」を取り入れると良いでしょう。

自己分析

改めて自分は何をしてきてなにがしたいのか。何に不満を感じているのかを考える必要があります。
ここについては「面接を有利にする具体化の方法について」を参照ください。

第三者の意見

これはエージェントや説明会におけるサポートを指します。
知人や身内への相談も第三者の意見になりますが、数々の転職者を見てきた職業紹介のプロからの目線を取り入れた方が良いでしょう。
しかし、重要なのはあくまで「客観的な意見」として捉え、それを自身が咀嚼して理解することです。
言われるがままに進めていった結果、納得感のない転職になってしまっては意味がないので、納得するために意見交換をしていくとよいでしょう。
※エージェントについてはこちら(別記事)を参照下さい。

活動に向けての準備

概ね方向性が見えてきたら次は「活動準備」に入っていきましょう。
ここでは各種選考用の書類や写真を準備していきます。

余談ですが書類を作成した後、リクナビなどの求人媒体のマイページにもアップロードすると思います。
そうすることで企業やエージェントから「スカウト」が届くようになります。
中には「面接確約」で選考依頼がくる企業もあるため、「スカウト」は積極的に活用していくことも成功の近道になります。

【豆知識】スカウトとは
企業からは経歴を見た上で是非当社の選考を受けてもらえないかというお誘いであり、エージェントの場合は是非求人を紹介させてくださいというものになります。
稀に何も情報を公開していないにも関わらずスカウトが来る場合もあります。
その場合は貴方でなければならない理由もなく、自動で送信しているだけの可能性が高いため、極力スルーしたほうが良いでしょう。

■面接確約とは
通常書類選考を経て面接になるため、書類での不通過の可能性があります。
しかし、この場合「面接」からスタートであることが確約されているため、書類選考落ちがありません。
面接を通して判断してもらえる貴重な機会になるので、あまり興味が無くても是非活用してみましょう。
※意外とお話したら印象が良かったという企業は多いです。

履歴書、職務経歴書の準備

基本となるのが【履歴書】と【職務経歴書】の2点です。
履歴書は個人情報を記すものであり、職務経歴書はこれまで携わってきた務経について具体的に記していくものとなります。
昨今面接のオンライン化も相まってデジタル化が進んでおり、WordやExcel(Macならpagesやnumbers)で作成されることが多くなりました。
書き損じたら新しいもので一からやり直し…というのが少し懐かしく感じますね。

▼各書類の書き方についてはこちら
履歴書作成【0から完成まで】

職務経歴書の書き方を徹底解説(Part1)
職務経歴書の書き方を徹底解説(Part2)

証明写真

履歴書用の写真を準備しましょう。
写真館や近場の写真機で撮影されていたかと思いますが、携帯での撮影でもOKです。
①写真館などで撮影
②近場の写真機で撮影
③携帯で撮影

ひと昔前は写真スタジオで撮影した方が良いという時代もありました。
しかし、時代が変わって普及しているスマートフォンでの画質も馬鹿にできません。
また、デジタル書面の場合、撮影データを挿入しやすいというのもメリットですね。
※加工もできるようになりましたが、別人レベルに盛るって損するのは自分なので控えましょう。

写真機も増えていて設置場所の検索もできるようになっています。
写真をデータで送れるようになっているので、近場の写真機で撮影するのが無難ですね。
株式会社DNPフォトイメージングジャパンの設置箇所検索

応募する求人を選んでいきましょう

準備ができたら応募求人の選定に入っていきます。
週に何社くらい面接ができそうかを考えて応募していきましょう。
また、応募企業について自身の中で「志望順位」を考えながら選んでいくことをおすすめします。
明確に順位をつけるのが難しい場合は、【第一志望 群~第三志望 群】という形で振り分けていきましょう。
志望順位は面接を通して変わることが予想されるので、何が良いから(悪いから)この志望度なのかというキーワードを見つけられるとベストです。

志望順位を設ける理由

自身の優先順位を整理する目的と、面接の精度を上げるという2つの目的があります。
志望度を洗い出すことで「なぜ優先度が高いのか」であったり、判断するために自然と必要な情報を集めるようになるはずです。
また、志望度の低い企業から面接を受けるなど、面接に慣れた上で本命へ臨むということも可能になります。
エージェントを利用している場合は、週にどれくらい面接できるかも合わせて何社くらいの応募したら良いのかを聞いてみると良いでしょう。

紹介会社を使うなら複数社の利用

人材紹介会社はなんと約21,000社以上存在していると言われています。
その中でどのように選び活用するのかが重要となるのですが、多く使っていれば良いというものでもありません。
納得して安心できそうなところであれば1社のみの利用で問題ないです。
しかし、悩むところが少しでもあるのでしたら、もう何社か相談してみることをお勧めします。

エージェントってお金はかからないの?

エージェントは基本的に無料で利用することができます。
理由は別途【エージェントについて】で紹介しておりますが、支援した企業から手数料としてお金を貰っているというビジネスモデルであるため、求職者側から支払うことはありません。
また、必ず利用しなければならないというわけではなく、相談した結果別の紹介会社を利用するということも可能です。
ただし、その場合はエージェントにその旨一言入れてあげてください。
あなたのキャリアを真剣に考えてくれたわけですから、連絡がないと意外と傷つくんです。

とはいえ新たなキャリアまで伴走するパートナー的な立ち位置になるため、複数の意見を仰いだ上で納得のいくエージェントへお願いしましょう。

納得のいくエージェントとは

注意してもらいたいことが、ここでいう「納得のいくエージェント」とは、「貴方の意見に沿って希望通りの求人だけを提案してくれるエージェント」ではないということです。
自身の望むキャリアと方向性に対して現実的な道筋を示してくれるか、そしてその説明に納得できるかが重要なところであり、その上で希望に沿った求人を紹介してくれるエージェントを選びましょう。
時に「厳しいかもしれませんが…」「チャレンジですが…」と現実味を入れてもらいつつ挑戦させてくれる担当者の方が安心して進められるのではないでしょうか。
希望に合った求人がないなーという時は、以下の記事を見てどこに問題点があるかを探してみましょう。
希望に合っていない求人ばかり紹介されるのはなぜか?

また、複数社とのやりとりを行わなければならず、どこのエージェントでどの企業に応募していたのかがわからなくなってしまう事も多々あります。
調整の手間なども考えると実際に支援をお願いするのは1〜2社程度の利用に留めておいた方が良いでしょう。

【豆知識】
誰もが知っている有名企業ばかりを提案されるとつい興味を惹かれてしまうのですが、あくまでそこはサービスの利用実績を作るための入り口でしかない可能性があります。
利用実績を作っていくと結局ズルズル使い続けて、気づけば内定が出たらか決めるという「やむを得ない転職」になっているかもしれません。
本来の目的を見失わないためにも、なぜ今回転職するのか、そして何を将来的に見据えていくのかを軸としてもっていきましょう。

応募後は面接対策

面接に向けての対策としては、質問を想定した回答パターンを洗い出し、説明できる状態にしておかなければなりません。マインドマップを使用し、「転職の理由」や「キャリアビジョン」などを中心に、どういった事が聞かれるか想定して、回答パターンをいくつも用意しておくとよいでしょう。
一通り出し終えたら模擬面接を依頼することも一つの手であり、エージェントによりますが相談に応じて模擬面接をしてくれる企業もあリます。

以下の記事を参考にして面接対策をしてみましょう。
面接を有利にする具体化の方法について

【豆知識】
回答を丸暗記していくことは避けましょう。
理由としては、想定外の質問が来た際に回答のクオリティが下がる可能性や、緊張も相まって真っ白になってしまう可能性があるためです。
重要なのは「正確な回答」ではなく、「自身の言葉で理解した回答」になります。
正しく理解することで「覚える」のではなく、「馴染ませる」ことができるため、真っ白になってしまうといったことも少なくなるでしょう。

面接

実践に勝るものはないので、対策は完璧でなくてもまずは面接を経験していきましょう。
面接といえば、昨今はコロナウイルスの影響により8〜9割がオンラインの面接を導入しており、ZoomやTeams、GoogleMeet、その他独自の面接ツールを使用して面接を行っています。
パソコンが無くてもスマホやタブレットで実施することができ、最近ですと町中や駅構内にワーキングスペースなるものも見られるようになりました。

以下にオンライン、オフラインそれぞれの面接における注意点をまとめてありますので活用してください。

面接での注意(オンライン、オフライン)

オンライン面接での注意

・インターネット環境の確認(接続速度)
・カメラ、音声の機能確認
・机の上または背景が散らかっていないか。
・服装、髪型などの身だしなみ
・リアクションとレスポンス

面接で使用するツールは事前に確認しましょう

オンラインでの面接に当たって、様々なミーティングツールを使います。
使用したことのないツールなどは一度パソコンと携帯で繋いでみて、問題なくログインできるかや動作に支障はないかを確認しましょう。
以外とここで躓いて面接の流れも上手くいかなかったという声は多いです。

オンラインであっても身だしなみは気にかけて

オンラインに慣れてきたことから、つい身だしなみやカメラの写りなど疎かにしている方もいるのではないでしょうか。
面接では「オンラインだから」というのは言い訳にはなりません。
オンラインであろうと面接であることには変わらず、「相手がどのように思うか」を想定して動きましょう。

話し手への配慮を忘れずに

オフラインと違って、若干レスポンスにタイムラグがある場合や、反応が見えにくいといったデメリットもあるので、リアクションは気持ち大きめに行い、レスポンスについても聞いている旨相手に伝わるよう相槌や声に出していくと良いでしょう。
また、デバイスを置く位置によっては目線が下がってしまうなど、「相手からの見え方」にも配慮できることが望ましいです。

オンラインになって面接はしやすくなりましたが、気にしなければならない点は多くなっているので、接続面などは特に注意して臨みましょう。

オフライン面接での注意点

・身だしなみと挨拶
・手渡し用の選考書類(写真付きの履歴書と職務経歴書)

身だしなみという点においては全身に気を配る必要があります。
寝癖はないか、服にシミなどなくヨレてもいないか、靴紐は解けていないか、メイクや香水は適度に留めているか等、結局は面接していただく相手への配慮を起点として考えると良いでしょう。

面接の振り返り

面接を終えたら早速振り返りをしていきましょう。
反応が良かった(悪かった)伝え方や、冗長的になってしまった部分を振り返り、内容のブラッシュアップしていきます。
何が良かったのか(悪かったのか)を振り返り、「伝え方」なのか「エピソード」なのか要因を洗い出していき、冗長的になってしまった部分に関しては、コンパクトにまとめられないかなど考えてみましょう。
こうした振り返りから「大切にしていたポイント」や「自身の本質」に気づく事ができます。

【豆知識】
面接の振り返りは面接の精度を向上させるだけでなく、キャリアの軌道修正や目線合わせも同時に行うことができます。
単にどうしたら伝わるかもそうですが、自身が本質として伝えなければならないことも洗い出していきましょう。
参考ページ「面接を有利にする具体化の方法について

内定〜内定承諾に向けて

内定後はいよいよ意思決定のフェーズとなります。
一つ注意点としては「即決」は避けましょう。
入社する以上「こんなはずじゃなかった、思っていたのと違った」となることは望ましくありません。
それを防ぐためにも内定後の面談を通して双方の理解を深める場を作っておく必要があります。

よく検討して最終決断

「思っていたのと違った」という場面で多いのがやはり業務内容です。
自身が入社後に何を任されるのかや、どのような立ち回りを期待されているのかの認識合わせをしておきましょう。

年収が希望額を遥かに上回ったため、業務内容より年収を選んでしまった方も少なくないと思います。
業務内容がやっぱり合わないとなった時にまた転職がチラつくと思いますが、人間誰しも一度上げてしまった水準を下げることには抵抗が生まれるものです。
結局、転職歴を増やし年収も一時的に下げてでも転職できるかというと、できない方が多く止むを得ず働き続けるといった満足度の低い転職になってしまいます。

なぜこういったことが起きるのかという背景

A社「即戦力としての採用したい」
B社「チャレンジ要素はあるけれど即戦力としても採用したい」
C社「キャリアチェンジなのでチャレンジ枠として採用したい」

提示年収の傾向としては以下のような考えが一般的です。
「即戦力である→会社として増収が見込める→相応の条件の提示」 
即戦力性が高ければ提示年収は高く出やすいのですが、業務領域を広げるであったり新たなことをやっていきたいと言った面ではやや劣る印象であります。
ここまで明確に分かれるのは珍しいですが、B社が年収面や経験の面から狙い目と言えるでしょう。

前述したケースですと、年収が上がってもこれまでの経験に不満を抱えていた場合、転職によって何も解決されないのです。加えて年収も上がったことから次もその水準でいけるだろうと思ってしまいがちですが、極端な話ステップアップしていないのに年収が上がってるという状態であることを忘れてはいけません。
その上で「当時の転職と同じ目的」となると、年齢と経験の面で今度は不採用の可能性が高まります。

【豆知識】
「転職=年収が上がる」というイメージがあると思いますが、これは即戦力としての転職であることが前提であると思ってください。
キャリアチェンジや未経験業務が多い転職において年収を上げてまで採用するメリットは企業側になく、基本的には良くて現状維持で下がるケースも多々あります。
目先での収入アップより、将来的に収入アップにつながるような環境を選ぶことが長いキャリアを構築する上では重要となります。

現職へ退職の申し出

内定を無事ご承諾したら最後に現職へ退職の申し出をしていきましょう。
気まずいということもあり、なかなか伝えられずにいる方もいると思いますが、現職のためにも極力早めに切り出してください。
退職する場合、業務の引き継ぎや新たな人材採用を検討しなくてはならず、そういった背景からも早めに伝えることが現職のためにもなるのです。

就業規則の確認

退職時は「退職希望日の〇カ月前までに、退職願を直属の上司を経由して会社に提出する」などの記載を確認しましょう。
※法的には2週間前の告知で問題ありませんが、円満退社を目指すためにも1〜2ヶ月前には切り出しましょう。
これまでお世話になった会社に対して「2週間後に辞めます!意思は固いです!」と言われてもヤバい奴認定されてしまうだけなので、お互い納得のいく日程で着地させましょう。
パワハラやイジメといった早く抜け出したいということもあると思うので、そういった場合は退職代行を活用するなどもありです。
退職代行を使うと即日で出社しなくて済みます…が、会社に訴えられるリスクもあるので、退職代行の業者選びも慎重に行いましょう。
参考ページ:https://www.adire.jp/lega-life-lab/shortest-retirement-period675/

直属の上長へ退職する旨伝え「退職願」を提出

「退職を考えておりまして…」という相談ベースではなく、「お世話になりましたが、退職させていただきたくお時間頂戴しました」と退職の意思が固いことを理解してもらいましょう。
「退職の日程は就業規則に則り◯月◯日で考えている」と具体的な日時もお伝えしておくと、引き継ぎなどがしやすくなります。
詳しい書き方などは【こちら】を参照ください

【豆知識】
退職願:会社に退職を「願い出る」書類
退職届:退職確定後に、「手続きのために届け出る」書類
辞職願:役員や公務員が退職する際に使用する書類

引き継ぎ、有休消化の、賞与認識合わせ

退職の申し出が終わったら、業務引き継ぎや有休消化のスケジュールをすり合わせましょう。
業務の量によっては有給が全て消化しきれないという場合もありますのでご注意ください。
また、賞与については会社として本来支給が義務化されていないものであり、支給額など会社がコントロールできるものとなります。
査定期間中に在籍していても、支給月に退職していた場合もらえる可能性はほぼなく、退職を伝えた場合も減額の対象となる可能性は大いにあるということを覚えておきましょう。

退職関連が落ち着いたらあとは入社を待つだけです。

全体の期間としては2ヶ月〜6ヶ月と個人差があり、どのように進めるかや現職の業務状況にも左右されます。
しかし、いざ初めてしまうとあっという間であり、現職へ少し寂しさも感じてしまうかもしれません。
自身のキャリアを思うことが第一ですが、これまでの環境を提供してくれた会社に対しても誠意ある対応を心がけ、円満退社を目指していきましょう。

皆さんの転職と転職活動の時間が有意義なものとなるよう応援しています!

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